印刷博物館は、凸版印刷株式会社の創立１００周年記念事業の一環として、２０００年１０月に開館した、印刷の総合的な博物館です。長い歴史の中で、コミュニケーション・メディアとして、社会や文化、歴史を支えてきた印刷の役割や意義、ならびにデジタル化の進展により大きく変容している印刷の現在の姿を紹介するとともに、次世代の印刷メディアの可能性についても発信しています。また印刷を、社会・文化、技術、表現の３つの切り口でも紹介しています。
１階には、P＆Pギャラリー、ライブラリー、ミュージアムショップがあり、地階には、総合展示ゾーンをはじめ、プロローグ展示ゾーンや印刷工房、VRシアター、グーテンベルクルーム（研修室）があります。総合展示では、「印刷との出会い」、「文字を活かす」、「色とかたちを写す」、「より速く、より広く」、「印刷の遺伝子」の５ブロックにより、印刷の歴史を紹介しています。